拠点を整備もおわった。
しばらく長期滞在するであろうこの土地の周辺を知らなければ。
適当な装備を手にふらふらとマッピング散歩をしていた。
相変わらず訳の分からない地形などもあったがほとんど海。
小島や海底遺跡が散在するものの、面白みに欠けるものばかり。
ダークオークの島などもあったが、所詮はダークオーク。
自宅の近所にたくさんあるし、そもそも基本地形の島なのでどうしようもない。
その先の島には一本松の小島があり、なんとなく近づくと、その近くに松林が見えてきた。
「まあいつものタイガだろう」
と、たかをくくって近づいてみる。
あれ、ちょっと木が太い?
間違いなく幹が2×2の巨大松だ。
という事は…
これが噂の腐葉土「ポドゾル」?
おお、苔石がおもむろにある。
間違いない…
メガタイガの島だ!!
周辺を調べてみるとどうも島以外にも、近くの陸にメガタイガがあり、オオカミなども生息していた。
地元にタイガが普通にあったため、意外と存在しそうなメガタイガ。
まさか、自宅からここまで遠出してやっと見つけるとは…
なんにせよ、これでやっと帰ることができる。
幸運にも第14拠点のほぼ真東なので、橋を架けるなり、海路を整備するなりで何とかなりそうだ。
(とはいうものの拠点から森まで2kmは離れているが)
あと一息頑張るとしよう。